毎日Netflix

毎日Netflix

主にNetflixで観た映画の紹介、劇場で観た映画も。

90点超え作品

『はじまりへの旅』をNetflixで観た。街を離れ、森で暮らす一家。まるでポルポトの原始共産主義を上手く成功させているかのような生活。そして本で得た知識しか持たない者達が街に降りてくる。一国の主人次第で国は良くもなり、悪くもなる。笑えて泣ける傑作。

はじまりへの旅 ポルポトの原始共産主義、貨幣を廃止した完全自給自足生活。獲れた物をみんなに分け与える。誰もが一度はそんな生活も良いかもと思ったことがあるのではないだろうか。 ポルポトのソレは行き過ぎて崩壊したが、その思想を取り入れ、森に住み…

『セービングバンクシー』をNetflixで観た。切り取ってきたグラフィティーをディーラーがオークションで売って得たお金、描いた者には一銭も入らない。バンクシーのいない所でバンクシーの作品を愛する者たちの価値観が交錯する傑作ドキュメンタリー。

セービングバンクシー オークションにて絵が高額で落札された瞬間、額に仕込まれていたシュレッダーが作動し裁断されてしまった動画が最近話題になっていました。 あの絵を描き、シュレッダーを仕込んだバンクシーはストリートアーティスト。ストリートアー…

『ある子供』をNetflixで観た。(9月28日配信終了予定)倫理に反した行動を衝動的に起こす主人公に「赦し」を与えられるかで評価が割れるであろう作品。『少年と自転車』同様、傑作だった。配信終了前に観るべし観るべし。

ある子供 道徳という概念の無い主人公、ブリュノ。悪ガキのまま大人になったような彼は今も「盗み」を生業として細々と生きている。 同監督作品『少年と自転車』の記事で書いた、「社会に受け入れられないであろう純粋な悪ガキ」に感情移入出来るような自分…

若年性アルツハイマーの女性を描いた映画『アリスのままで』をNetflixで観た。記憶が失われていく女性をジュリアンムーアが見事に演じ切った愛の物語。

アリスのままで 認知症、その原因となるアルツハイマー。それが40〜50代で発症するケースがあるらしい。今回紹介する作品はこの『若年性アルツハイマー』が発症した女性、アリスを描いた映画。 記憶が失われていくアリスとそれを見守る家族、認知症患者との…

傑作『聲の形』をNetflixで観た。「人と人が互いに気持ちを伝えることの難しさ」を描いた作品。嫌悪感で見えにくくなる『赦し』を丁寧に描く賛否分かれるアニメ映画。(ネタバレ)

聲の形 地上波初放送と聞いて気になり、ちょっと見返すつもりで二度目の鑑賞を始めたら全部観てしまった。ネットフリックスに来た時に賛否分かれるこの作品を興味本位で観たのが最初。こんな傑作だとは思いもよらなかった。 観るのが辛くなるほどのいじめ描…

Netflixで観た『幸せなひとりぼっち』が生涯ベスト級に良かった。超良かった。

幸せなひとりぼっち クレーマー気質の頑固なジジイってのは結構どこにでもいるものですが、真正面から対話を試みてみると意外な一面が知れたりする。彼らは人に知られたくない内面を隠すために、自分を強く見せようとポージングを続けているだけだったりする…

強くて格好良くてピュアで美しくちょっとカワイイ『ワンダーウーマン』をNetflixで観た。

ワンダーウーマン DCエクステンデッドユニバースシリーズの中で一番好きです。シリーズ未見でもしっかり楽しめますヨ。 DCコミックスが生んだ女性ヒーローで、「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」でスクリーンに初登場した、ガル・ギャドット…

(92点)『ハンソロ/スターウォーズストーリー』はしっかり期待に応えてくれた。スターウォーズと西部劇の融合。ハンとチューイのファンなら最高に楽しめる傑作!(後半ネタバレ有)

ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー スターウォーズの中で一番好きなキャラクターがハンソロな自分としてはかなり期待していた作品。エピソード4での、仕事を終え、あっさり帰ったと思ったらここぞという時に戻ってきてピンチを救うという光景を見て…

Netflixで観た『シュガーマン 奇跡に愛された男』に魂が震えた。予備知識無しで観るべき珠玉のドキュメンタリー。

シュガーマン 奇跡に愛された男 ドキュメンタリーをオススメするとなるとまずこれを勧めるくらい好きな作品です。私自身予備知識が全く無い状態でこれを観て、中盤から後半にかけて明かされていく事実に姿勢が前のめりになっていきました。 ボブディランが好…

Netflixで観た『マイマイ新子と千年の魔法』は昔のジブリの匂いがした。

マイマイ新子と千年の魔法 「宮崎駿の後継者!」なんつって日本アニメ映画界を煽るメディアさんに違和感を覚える中、今回紹介する映画『マイマイ新子と千年の魔法』を観て感じたのは昔のジブリの匂いだった。 片渕須直監督が宮崎駿さんの後継者とは1ミリも思…

Netflixで『この世界の片隅に』を観た。戦争は嵐のように日常を荒らし、去っていく。歴史に残る、残すべき作品。

この世界の片隅に 戦争を扱う映画は戦争の悲惨さを訴える。味方がいて、敵がいる。我々は当時の状況を想像しながら鑑賞する。 今回紹介する映画『この世界の片隅に』では敵が描かれない、まるで嵐のように戦争を描く。日常の中にどこからともなくやってきた…

賛否の分かれる映画『私の中のあなた』をNetflixで観た。私は賛だ!

私の中のあなた Netflixの良いところは監督や役者を追っていけるところにもある。私がこの映画に出会ったのもこの機能のおかげだ。ライアン・ゴズリングを追って未見の物は無いかとNetflixを巡り『きみに読む物語』に出会い、感動し、その監督、ニック・カサ…

Netflixで観た、イギリスのシンドラーの映画『ニコラス・ウィントンと669人の子どもたち』が凄く良かった!泣いた!

ニコラス・ウィントンと669人の子どもたち 80年代後半、物置に眠っていた一冊のスクラップブックがウィントンの妻により発見された。ウィントン自身、今まで語ることもなかったという彼の功績を、妻が伝えるべきと公開した。 『この人がいなければ今の自分は…

可愛げの無い描写が生むリアル。社会から見捨てられる少年と犯罪の繋がりを描いた映画『少年と自転車』をNetflixで観た。

少年と自転車 エンタメ映画に出てくる『悪ガキ』にはどこか微笑ましい部分があったりする。最後まで悪ガキのまま放ったらかして終わるよりも、ちょっと丸くなって終わったり、なんらかの救いが与えられたりした方が気持ちの良い終わり方になる。 可愛げのあ…

ベタが泣ける!名作映画『リトル・ダンサー』をNetflixで観た!

リトル・ダンサー 『親の反対に合いながら夢を追う子供』 ありがちな設定の作品は数あれど、優劣を分けるのはセンスの良い演出とバランス感覚。 今回紹介する映画は、数々の舞台やドラマの演出を手掛けてきたスティーブン・ダルドリーの長編初監督作『リトル…

実話に基ずく『揺るがない熱意と弛まぬ努力』だけで夢を叶えたアメフトスポ根映画『ルディ/涙のウイニング・ラン』をNetflixで観た。スポ根映画マイベスト3に入るくらい良かった!泣いた!

ルディ/涙のウイニング・ラン 夢を叶える要素を『熱意』と『努力』で引き寄せた男、ルディルティガー。 バスケットボールチームの栄光を描いた映画『勝利への旅立ち』を観たルディ自身がオファーを出し、監督、脚本とも同じスタッフで作った作品らしい。 あ…

ノーラン版2001年宇宙の旅『インターステラー』をNetflixで観た。

つい先日Netflixで配信が開始されたクリストファーノーラン監督作品「インターステラー」 個人的に好きな「宇宙系SF作品」をノーランが撮ると言う事で公開当時期待を胸に劇場へ足を運んだのを思い出す。 ざっくりしたあらすじを紹介させてもらうと、食糧難、…

このカタルシスを君も味わえ!映画『パレードへようこそ』をNetflixで観た。

『事実は小説よりも奇なり』とはよく言ったもので、映画のような事が起きた後それが映画になったというのが今回紹介する『パレードへようこそ』だ。 舞台は1984年サッチャー政権下でのイギリス。炭坑を閉鎖する事を決めた政府に対し炭坑労働者はストライキを…