砂糖は毒!映画『FED UP』をNetflixで観た。
あなたはスーパーで食べ物を買う時、「カロリー」の項をチェックしたりしないだろうか?どこもかしこもカロリーカロリー、カロリーを制する者は「ダイエット」を制す。
しかしそれが「誘導された思考」だとしたら…
『あまくない砂糖の話』というドキュメント映画がある。その映画が提示した説はこれだ。
本当に問題視すべきは「砂糖」である、大衆は砂糖を扱う企業に騙されている、「カロリー」を悪者にして。
今回紹介する『FED UP』という映画ではこの砂糖を扱う企業によって肥満体型の子供達が肉体は勿論、精神的にも辛い目にあわされている、という事を訴えている。
私は『あまくない砂糖の話』を先に観て知った「砂糖は取りすぎると脂肪に変わる」という項を人に話したらみんな驚いていた。周知されていないのだ。
「脂肪=カロリー」という強い認識により砂糖の危険性を軽視している。
ちょくちょくテレビで「デカ盛りメニュー」が紹介されたりする時、「総カロリー〇〇!」なんてテロップが出るが「総糖分量〇〇!」なんて紹介は見たことがない。
大衆にとってカロリーの方がインパクトがでかいのだ。
このような「誘導された思考」は子供の頃から育まれている。寧ろ子供に向けての洗脳が蔓延していて、知らず知らずのうちに「砂糖」というドラッグに依存させられている。そんな子供達をこれ以上増やしてはいけない、というのが映画『FED UP』である。
この映画では肥満体型の子供が数人出てきてそれぞれ肥満であるが故の悩みを持っている。痩せる努力をしようとも高カロリー高糖分な食べ物に囲まれる彼らの環境、子供向けなCMをうつ企業にも問題があるとする。
とはいえお菓子を一切与えられない子供というのもかわいそうではある、だからこそ与える者の認識、教育が必要だったりするのではないだろうか。という事でこの映画は小さい子供を持つ親御さんに観ていただきたい一本、出来れば『あまくない砂糖の話』とともに観ていただければと。
どちらも「Netflix」に入っています。(2017.11.20現在)