毎日Netflix

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主にNetflixで観た映画の紹介、劇場で観た映画も。

Netflixに来た『ドント・ブリーズ』を観た。ツッコミどころが満載だが盲目の退役軍人との密室隠れんぼによるスリルある展開は楽しい。アイデア一本系。

ドント・ブリーズ

 Netflixが値上げを発表しましたが、(650円→800円 950円→1200円 1450円→1800円)元からこの価格でも入っていただろうと考えると気持ちが楽になる気がしますヨ。
 そんなNetflixにまた話題作、『ドント・ブリーズ』が入りました。
 盲目の凄腕退役軍人の要塞(家)に泥棒に入った若者たちが返り討ちに遭い、逃げ惑う映画。ゴア描写はそれほど無い物の、スリラー部分、ホラー部分ともに充分楽しめる作りにはなっていた。が、私的にはツッコミどころが多く、萎える場面も少なくなかった。
 

サム・ライミ製作、リメイク版「死霊のはらわた」のフェデ・アルバレス監督による、全米でスマッシュヒットを記録したショッキングスリラー。強盗を企てた若者3人が、裕福な盲目の老人の家に押し入ったことから、思いがけない恐怖に陥る様を描く。親元を離れ、街から逃げ出すための資金が必要なロッキーは、恋人のマニーと友人のアレックスとともに、地下に大金を隠し持っていると噂される盲目の老人の家に強盗に入る。しかし、その老人は目が見えないかわりに、どんな音も聴き逃さない超人的な聴覚をもち、さらには想像を絶する異常な本性を隠し持つ人物だった。暗闇に包まれた家の中で追い詰められたロッキーたちは、地下室にたどり着くが、そこで恐るべき光景を目の当たりにする。(以上、映画.comより)


予告編↓

72点

 ホームセキュリティ会社に勤める親の机から鍵を持ち出して仲間と盗みを繰り返すアレックス。Netflixオリジナルドラマ『13の理由』でも主役を演じいていたディランミネットが演じている。
 盗む額を抑えてリスクを軽減させるといった賢さを持ち合わせているチームの頭脳。
 強盗仲間で友人のロッキーは毒親に育てられる妹思いのお姉さん。ロッキーの恋人、マニーの情報を元に3人は盗みを繰り返している。

 お金持ちの家のお嬢さんに娘の命を奪われ、多額の示談金を受け取ったとされる盲目の老人をターゲットにし、3人は強盗に入るのだが、この退役軍人である屈強な老人が盲目であるにも関わらず、聴覚と地の利を活かして返り討ちを始める。
 
 自分を殺そうとする者が目の前を行き来するスリル感、こちらを見て目が合ったままの『間』だったり、ハラハラドキドキする展開が楽しい。
 ただ、「目が見えない代わりに聴覚が異常に効く」といったところの表現が薄く、「いや、蹴りゃいいじゃん」とか思ってしまう場面があったり、「今殴って逃げれたでしょ」等、引っかかりが多かったなと。
 ドラゴンボールばりに全てを気で察知するように、音で察知してからの素早い動きみたいな、蹴ろうと殴ろうとも無駄だなとこちらを納得させるような行動をしていてくれれば良かった。と、思っていたらたまにそんな動きを見せて驚かせてみたりと、老人の動きの質がバッラバラなのも気になった。

 肝心なところで弾が無くなるありきたりな演出が出てきたりと、普段スルーする箇所も引っかかりが重なることによって気になってしまう。
 『自分の家』というホーム感も思っていたより薄く、的確な道具を持ち出し、的確に追い込んでいく、というようなワクワクした展開も感じられなかった。撮る側が一番便利な道具として使っていたのが『犬』、というのもどうだろう、犬に重要な部分の尺割きすぎじゃね、とも思ってしまいました。
 
 こういった映画は予告編で良いところを全部見せてしまっていたりしがちですが、これはそういったことはなく、予告編からの扉が本編で開かれます。開かれた先の展開、後半にちょっと面白いシーンがあったり。なんだかんだで楽しめました。が、やはり引っかかりが気になってしまった作品でもありました。劇場で観ていたら評価が変わっていたかもしれないですね。続編が今製作中との噂なので今度は劇場で観てみようと思いました。
 続編では是非もっとゴア描写を入れてほしいですね、そういう映画ですよこれはやはり。リメイク版『死霊のはらわた』にフェデ・アルバレス監督はゴア描写をやり過ぎなくらい入れて酷評されたという話があり、今作ではチーズ蒸しパンかってくらいソフトになっていたわけで、ゴリゴリのが観たいですねやはりこれ系は。